北海道東部に位置する別海町で放牧酪農をしています。
昭和6年 福島県会津高田から入植、草地面積15haから始まりました。
15haとは東京ドーム(1個4.6ha)だいたい3個分になります。
昭和10年に1頭の乳牛からスタートし、酪農だけで経営が出来るようになったのは昭和35年からです。
現在は草地面積80ha、飼養頭数80頭で放牧畜産実践牧場として放牧酪農をしています。
放牧時期は5月GW明け~11月中旬頃までは昼夜放牧をし、それ以外の時期は悪天候でない限り朝8時~15時まで外で過ごしてもらっています。
令和3年 放牧地の有機飼料認証アニマルウェルフェアの認証を取得しました。
また、GMO Free Zoneという遺伝子組み換え作物に対しての取り組みも行っています。

各画像をクリックするとそれぞれのホームページへ行けます。興味のある方はぜひご覧ください。
有機認証については画像がないため、こちらからどうぞ

我が家ではホルスタイン種だけではなく、様々な種類の牛を飼っています。
それぞれに性格が違うので面白いです。
また、牛には名前と”個体識別番”という10桁の番号が1頭1頭についています。
うちではその番号で呼ぶのではなく、その牛の名前で呼んでいます。
懐っこい牛も多くいます。

いつも私たちがいつも食べている牛乳、バター、牛肉などは牛が作り出しています。
牛が食べているものによって牛にも人にも色々な影響を与えるのでは…と思うようになり、食の安全を人だけではなく牛たちにも安心して食べてもらうため餌にもこだわっています。