コムギ・メルエム

コムギとメルエム
この2頭はブラウンスイス種×ジャージー種のトリンプとワコールという親牛にアンガス種をつけて誕生しました。
グラスフェットMIXビーフプロジェクト始めの2頭になります。
2019年にブラウンスイスを導入した時にこのプロジェクトを考えました。
一般市場ではホルスタインと黒毛和種、この2種を掛け合わせて産まれた子牛(F1)以外の価格は非常に低く
売れればラッキーって感じです。なので、ジャージー種などでオスが産まれた時は買い手がいないため安楽死…よくある話です。
でも僕はオスだからといってすぐ殺すことはしたくない。ならここで育ててからお肉として大切にいただこうと考えました。
ちなみに採卵鶏のオスも産まれてすぐ殺されています…

コムギとメルエムの名前の由来ですが、マンガ ”ハンター×ハンター” のキメラアント編のアリの王と盲目の少女からいただきました。
このキメラアント編の最後は僕が好きなマンガのシーンで1位です。ハンター×ハンターファンの皆さん不快に思われたらすみません。

この2頭は雑種強勢がうまくいったのか、体調を全く崩さず育ちました。いい意味で手の掛からない子たちでした。
使った薬は、除角のペースト、駆虫薬(春にダニ予防として)、メルエムの去勢手術時の鎮静剤と抗生物質だけです。
去勢の方法として、強力なゴムをはめてやる方法もありますがストレスがかなりかかるのでうちの牧場ではやりません。

コムギもメルエムも甘え上手で放牧地で呼べば1番に来てくれました。
10か月くらいまでは道産コーンを少し与えていました。他の乳用種と一緒にいたのでメニューが一緒でした。
この2頭は産まれてから京都の焼肉南山さんが様子を見に来てくれていて、お肉になってからも大切にしてくれる
お店だと感じたのでお願いしました。


高橋牧場の精一杯の愛と感謝を込めたコムギとメルエムのお肉をさらに美味しくしてくれているお店はこちら↓↓
是非行ってみて下さい!!

焼肉南山さん

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くまのワインハウスさん

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